年金は破綻しないんだろうが、正社員が破綻するのでは

年金は働く世代がもらう世代に払う仕組みになっているから、少子高齢化になると年金が支えられなくなってしまうので破綻するのではと心配になるが、多分そのようなことは起こらないのだろう。

一つは「もらえる年齢を上げる」ことで、今65歳になってるけどこれが70歳80歳となっていけば、みんな死んでもらえなくなる。そうすれば年金は破綻しないだろう。

もう一つ最近思いついたのが「正社員の社会保険の類をめちゃめちゃあげる」というものである。社会保険があるので手取りがめちゃめちゃ少なくなったりする。個人的にはこれがどんどん上がっていって、額面の100%を超える日がやってくるのではないかと見ている。そうでなくとも額面の50%くらいはむしり取られてしまうのではないかなとか思うわけである。

世の中の物価が上がっているのに、給料が増えず社会保険を上げにあげまくっていけば、いつしか生活が破綻するだろう。生活が破綻するのなら会社員やる意味あるのかとか言ってやめることになるんじゃないかな。んで、みんな会社から会社員がいなくなるの。労働者いなくなってみんなフリーランスになるか生活保護になるかだな。

だから、正社員も派遣も同じ待遇になるというなら、もうみんなまとめてとあるときから消える。派遣も経営者にとって美味しい蜜が吸える時代はとうに過ぎて、法規制が厳しくなっているから、次を狙っているはずだ。次は労働者っぽい業務委託が流行る。労働者ならばいつでも辞められるし責任も限られるけど、事業者になったら話は別。辞めたら契約違反だとか機会損失だとかで損害賠償とか平気で求めてくるようになる。正社員より稼げます!!とか言ってるその実は税金や社会保険の類を抜いて自分で払わなきゃならない金のことを指すから、勘違いして使いまくって税務調査で追徴課税されるのだ。*1

そういう世界を見て皆近い外国に生活費を求めて働きに出るのだろう。めちゃめちゃ税金の類が増えまくった日本で稼げる場所がなくなって、日本の税金を払う必要のない国に出稼ぎに行くのだ。

*1:ブラック企業ブラック企業でなくなりました、とかいうのを見る時があるけどこういうことじゃないのか?