原子力規制委員会を骨抜きにするなら首都を大阪にするか首都圏を60Hzにしろ

こんなニュースがあった

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すなわち、「原子力規制委員会に強い権限をもたせてたけど、それを経済産業省でやれるようにします」というふうに解釈した。流石にそこまで許可していない。岸田政権にそこまでのことをやれとは言っていない。

そんなことをしたところで、東京電力管内の原子力発電所で動かせる原子力発電所柏崎刈羽原子力発電所になるのだが、この体たらくである。

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そんなことをしたところで、柏崎刈羽原子力発電所は動くなんてことを賛成なんてしない。原子力規制委員会の言う通りにするべきである。

そんなに原子力に頼りたいなら

そんなに原子力発電所の安定した電力がほしいなら、すでに再稼働を果たした西日本・九州に電力を使う工場などを移転するべきである。TSMCは熊本に工場をつくることにしたようだが、これは非常に理にかなっている。

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九州は有り余る太陽光発電に加えて川内原子力発電所も稼働していることもあって、電気が余りに余っている。半導体を作るには安定した電力が必要と聞く。半導体の安定供給が必要だということも承知している。ならば熊本は非常によいチョイスであると思われる。

首都を移転するか首都を60Hzにするべきである

これも思うことだが、首都圏で大量の電力を必要とするならば、大飯原子力発電所などが稼働している西日本を首都にするか、それらを有効活用できるように現在の首都圏である関東を60Hzにすればよい。「そんなことをしたらコストがかかる」「そんなことをしたら首都圏の人々が混乱する」だあ?

 

柏崎刈羽原子力発電所にしたって、廃炉途中の福島第一原子力発電所にしたって、東京電力管内でないところにあるじゃないか。そのリスクおよびツケを現地に払わせておいて、自分たちだけ綺羅びやかな光を享受しておきながら、そんなことをほざいてて恥ずかしくないのか。本来なら福島第一原子力発電所トリチウム水だって一部は東京湾にでも流すくらいのことをしないといけないのに何いってんだ。

 

何をどうこうしても、首都圏の現状の電力逼迫は回避できることはない。無理やり柏崎刈羽原子力発電所を稼働させるなんて言語道断である。ならばこれくらいのことをしたほうが良いに決まっている。一首都圏に住んでいる人間としてそのくらいの責任を果たすべきだと思っている。