オリンピックが終わり、パラリンピックを目の前にして思うこと

愚かにもオリンピックが寄りにも寄ってこんな時期に行われてしまった。人類は劣化し、文明は衰退したほうが良いとさえ思えた。

 

しかしながら、それではパラリンピックはやらないべきなのかと言うと違う。

 

オリンピックが勝者のゲームと成り下がったことにより、パラリンピックがもし「感染抑制のためにこれから中止します」なんて言ったらますます世の中は勝者のゲームである傍証みたいになってしまう。

 

五体満足で、健康で、恵まれた家庭に育ち、適切な教育を受け、適切なトレーニングを受けたものだけが参加する権利を得られるなんてなったらそれはいいことと思うか?

世界にはそれどころか明日の飯すら食えない人が居るのにそれっておかしいだろう。

 

なので、パラリンピックは悔しくともやらなければならない大会となってしまった。こんなクソくだらないオレのような考えを持っている人間の餌食にされるパラリンピックが可愛そうにすら思えるし、とにかく悔しくて仕方がない。

 

だからオリンピックはやるんじゃなかった。世の中は富を持っているものがさらに富をもち、持てないものは貧しくなる一方である。それを物語っているかのような大会がオリンピックだったわけだ。人類はおかしいって思うのかな?思わないのかな?歴史の分岐点になったりするのかなって思ってる。

 

最後に。本当にこの世の中ってクソ。馬鹿かよ。