VTuberに金が絡むと碌なこと無い(大手以外)

VTuberというのがはびこるようになってもう4年位になるのか。

新たなVTuberが作られ、VTuberが引退していくというのを度々みるようになった。VTuberとして成長していってチャンネル登録者数100万人とかみるようになった人もいれば、なんか新しい箱(VTuber事務所?)を作ったりするケースも増えたり、最近だと警察署のポスターとかで議論になってたりもする。

ぼくにとってのVTuberとは?

VTuber、バーチャルユーチューバーが見せている世界は、VRで色々やったり、3Dモデルだからこそのフルトラッキングだったり、Live2Dの職人技を見せつけられたりとユニークなものが多いと思う。

ぼくにとってのVTuberとは、「自分が作り出したキャラクター」の延長線上にあるもので、このキャラクターをみんなに見せたい!って思って作ったっていうのが大きいかな。自分で作るとかわいいんだわ。かわいいって思ってくれるの本当にうれしいんだわ。だから、ねこますさんとかが見せてくれるみここちゃんとかのモデルを楽しそうに話すのが好き(彼はVTuberを辞めている立場だけど)。

皆が思うVTuberとは?

ぼくが思うVTuber像は上記の通りなんだけど、VTuberがチャンネル登録者数を気にしたり、Twitterのフォロワー数を気にしていたりするとか、収益化が通ったーとか、3D化のためのクラウドファンディングとかそういう、商業化みたいなのがよく目立つようになった。確かに見てくれる人を増やすことは必要なことなのかもしれないけど、なんか違うなって思い出してきてて。VTuberだからお金を稼げるってわけでもないのにみんなそっちの方に行ってYouTubeのご機嫌を伺って収益化が云々とかやってる。

そういうものだったかな。…わからなくなってしまった。

個人VTuberが事務所所属になった

事務所に所属するということでそれ自体はおめでたかったのだけど、そのファンの人たちへのメリットが提示されていなくて、「自分たちは上へ行きたい」とか「バックオフィスなどの裏方作業なくなるから楽になる」とか「3Dでフルトラッキングしたい」とか、ちょっと既存のファンだったぼくからすると「オレ(たち)のメリットは?」という部分がイマイチ見えてこなかった。

正直、そんなことよりも細かいところを直してほしいし、それに時間を割けるようになったはずなのだから、そこを直してほしいなっていうのが正直な気持ちだった。その雑さがよりにもよってお金が発生する部分で嫌な気持ちになったことがあって、事務所所属になったのだからそういうところ改善してくれるのかなって思ってたんだけど…。

それが人にとっては「攻撃的」ともとれたようで、自分としても反省しないとな(ていうかもうこんな気持になるの嫌)って思って距離置こうかな(というか絶交しよう)って思った。

そもそもこの業界は大手がマシ

考えてみると、VTuber業界はあまりにも新興業界すぎて、細かいサポート周りが回っていないのだと思う。どことはいわないけど大手といったらあの2つの事務所が思いつくとおもうんだけど、コンプライアンスとか気にしてるんならあれは本当にマシ。

はっきり言ってしまえば、表記ゆれを指摘すると、サポートとは言えないほど雑な返事が返ってきて、そんな雑な仕事に逆ギレしてくるメールが返ってくる、返ってすら来ないなんていうのはこの業界では日常茶飯事。

自治体のホームページで表記ゆれを見つけたら、丁寧にお返事が返ってくるこの時代に、その自治体のホームページのようなことすらできないのがVTuber業界なので、この業界にまともなことを期待してはいけない。

あ、国産の3DアバターSNSはすごく丁寧だったけどあそこは東証1部企業の傘下だったはずだね。

金が絡むとろくなことねえ

何が言いたいのかって言うと、金が絡むとろくなことにならない。こんなVTuberに誰がした。